豆腐が作りたくてにがりを買って来ました。
にがりと言えばダイエットに効くとか効かないとか煮物が煮崩れないとか煮崩れるとか豆腐が出来るとか出来ないとかで一世を風靡中のアレ。
折角だから飲んでみようとポッチャリ系京都代表の蘭堂さんは思いました。
……………
…にがっ
……いや、
苦いと言うか、なんだろうこの不快感…、
苦い…苦い……、
……痰?
そうだ痰だ。
苦い痰。
しかも自分の痰じゃ無いの。
他人の、しかも何か脂ぎった生理的に受け付けない感じの中年男性に突然口移しで苦い痰を流し込まれた、そんな不快感。
誤解の無い様に言って置きますが、
そんな体験が私のこれ迄の人生に在った訳では決して在りません。
イメージです。イメージ。
でも、存外にもその痰は煙草臭いとか大蒜臭いとか言う事が無く、
「ああ、○○さんってこんなにこんなんでも案外毎日歯を磨いたり口臭に気を付けたりもしてるのね」
なんてほんの少しのときめきも交えて少し見直したりもしてしまう、そんな感じ。
…誤解の無い様に言って置きますが、
そんな体験が私のこれ迄の人生に在った訳では
(以下略)
とにかく、私に取ってのにがりの味はそんなイメージに固まりました。
後味が本当に苦手。 泣きそう。
にがり好きな方には済みません。 なんか済みません。
後、煮物が煮崩れないとか言いますが、
私は作り物の様な見た目美しい煮物よりも多少煮崩れた煮物の方が好きです。