私はエロゲープレイ時はテキスト全飛ばしで何ひとつ読まずにCGやムービー回収したり、
エロ関係のアドベンチャーパートだけ本気出したり、そう言う、抜きゲーにしか興味が無いエロゲーマーなんですが、
「とおりゃんせ」 だけは初回プレイのみ普通にテキスト読んでました。
エロゲーだけどサスペンス物だし。 言ったらかまいたちのどパクリだし。
別ルートの二周目は殆ど同じ話だったので面倒臭くなってラスト(真相付近)まで飛ばしてたんですが、
犯人が判りごちゃごちゃ言ってるシーンを見ていたら、
初期の事件で死んだ筈の男が普通に出て来て
「違う! ○○さん(犯人)は財産目的の殺人なんて犯す人じゃない、本当の事を話してください><」
(ウロ憶えなので全然違う台詞だったと思うけどまぁこんなかんじの犯人を庇う台詞)
みたいな事をいきなり言い始めて、
めっ ちゃくちゃ、びっくりしました。
実は生きてたのか!? 展開じゃなく、
「死んだ筈の男」 がいきなり出て来て普通に会話に混ざってるって、ホラーですよ。
暫く、先に進めずに固まってた。 びっくりした。
その真相は、何の事は無い、単に別ルートでは初期の事件で死ぬ人間も別の人間だったと言うだけの話だったのですが。
若しかしたら、別ルートって、もっとちゃんと内容違ったのかも知れませんね。
因みに、タイトルが 「とおりゃんせ」 で、主題歌も要所要所で流れるBGMも 「とおりゃんせ」 の このゲーム、
ストーリー的には 「とおりゃんせ」 には全く関係在りません。 音楽が流れてるだけ。
厳密に言えば、犯人が犯行時に口ずさむ曲がそれだった、みたいな話だったと思いますが、大して意味は無いって言う。
そう言うアバンギャルドなところ…、好きよ!