モドル
About   Gallery   Novel   Diary     

       
                             
           

思い出の話

小学生の低学年か幼稚園児だった頃。
ラムネ瓶に入ってるガラス玉が欲しくて、でも不器用だった私は、
そのへんのアスファルトにラムネ瓶を叩き付けて割って玉を取り出していました。 毎回。
 
 
 
当時はそれをとてもナイスなアイディアだと思い、内心得意気だった憶えが在ります。
 
 
 
ただ、幸いなのか何なのか、私は炭酸飲料が嫌いでした。
 
だから、そう言う事をよくしていた訳でも無いのですが、少なくとも二回以上はしていたと思います。
心の底から、 最低な アホガキだと 思う。

 
あ、自分で言うのも何ですが、私は育ちが悪い訳では無く、親や育ての親がそんなのを放置していた訳では在りません。
ただ、ひたすら、私と言う個体がバカだっただけ。 誰にも見られてなかったと思うし。
 
 
 
 
 
 
今はコスト面の理由でラムネのガラス瓶は新規製造されていないそうな。
存在していないって事は無いだろうけど、殆ど前世紀の遺物になっているのかも。
 
 
 
残っているもの、リユース瓶も、洗浄の都合で玉が簡単に取れるようになっているとか。
 
それで、私のような頭の悪いガキが同じような事を繰り返す事が、少しでも減るのなら、それはとてもよいことなんじゃないかなと思います。
 
 
 
 
黒歴史がたくさん在って、思い出す度に頭をどこかに思い切りぶちつけたくなる衝動と、本気で闘っています。
恥ずかしいし、情けないし、やるせないし。
 
忘れたいけど、思い出すし、自己嫌悪に陥るし。 …。