自分の誕生日でした。
誕生日プレゼントは飼い猫の爪が剥げるイベントでした。
ワクチンの注射に猫(1歳くらい/黒い方)を連れて行ったのですが、
これまで獣医も注射も恐がった事なんて無い猫だったのに、家から出る時にねこキャリーバッグを見ただけで逃げ出したので、
その時点でちょっと雲行きがあやしいかとも思いましたが、まぁそれだけで、捕まえて連れて行きました。
嫌がってる様子で行きの車に乗った時にもキャリーバッグの中で多少暴れていましたが、
数分で大人しくなり、病院に着いて順番待ちをして、いつもなら何時間も待たされるのに この日はやけに早く呼ばれ、
早く片付きそうだなどと考えながらワクチン前の検査結果待ちをしている時に猫を見ていたら、
猫を抱いている母の肩に何か血の様なものが付着している事に気付きました。
見てみたら、猫の前足の爪が一本、根元から剥がれて血が出てました。
きっと、前回動物病院に行った際に犬の鳴き声が恐かったか注射が嫌だったか、そう言う事が在ったのでしょう。
後、前回だったかは忘れましたが獣医さんに爪を切って貰った時に血が出るまで切られた事が在ったので、
それが原因かも知れない。
「あ…、なんか血が出ちゃいましたねえ^^ 止血しときます^^」
と、割と穏やかに言われましたが、
おいおいちょっと血出したのあんたじゃないの出ちゃいましたねえって風俗嬢が2分で誤射した客に言うみたいに言ってるけどおいおいおいおいって思いました。
とにかく、あのキャリーバッグを見て、
また犬が吠えているところで注射されて爪と一緒に肉まで切られる! コワイニャン!! と思ったのでしょう。
必死で逃げたのに捕まって、悪夢のキャリーバッグの中に閉じ込められ、
車に乗っている時に必死の抵抗を試みようとキャリーバッグの上を横を底を引っかき蹴飛ばし噛み付き引っか
…いてる内にゴキッと取れちゃったのでしょう。
行きの車内で急に大人しくなったのも恐らくそれが原因。
中でそんななんじゃこりゃあな修羅場が繰り広げられているとは知りませんでした。
ねこかわいそかわいそ。
獣医先生に相談したら残ってる肉(爪の真ん中に芯みたいに在る部分)を切られそうになりましたが、
それがいいなら仕方無いけどチョン切るって…ええー…と家族と共にちょっと引いていたら
切らないでも大丈夫かもって事になりました。 取り敢えず。
そんな訳で、ケーキやおいしいものは食べたけど猫が気掛かりで そんなにいい誕生日では無かった気もする。
大袈裟だとは思うし怪我としても大した事無いんですが、あんな事であの猫この先大丈夫なんだろうか。