日記って何?ってくらい日付とズレた話なのですが、
そんなの言わなければ解らないと思います。 今言ったけど。
猫を拾って、十日経って、腸が出てから数日、
その時の私は徹夜が続いてまして、ベッドでぐっすり寝たいなぁと思った訳です。
丁度その日は母親が休みで家に居たので、私が寝ている間、猫を見ていてくれと頼みました。
数時間寝て、起きたら、母親がなんか慌ててるんです。
母親の言い分 (1)
「台所で料理してたら、いつの間にか猫が足元に来てて、踏んじゃった!!
猫、『ギャーッ』って言って逃げてった!大丈夫かなぁ!?」
…こっちが訊きたいです。
いや、猫は大丈夫そうでしたけど。
母親の言い分 (2)
「それと、猫の尻を拭いてたら、股間にヘンな出来物が出来てるのに気付いた!
獣医に電話したら『そんな症例は聞いた事が無い、すぐ来て下さい!』って言われた!!
磯鶏ヘルニアかも知れない! と言う訳で、今から獣医行くし!!」
尻を見てみました。 なにも在りません。
「どれ?」 って、訊いてみました。
………………お母さん、それ、金玉です。
言っても聞かないので、結局行きましたよ、獣医。
やっぱり金玉でしたよ。
キャン玉ですよ。 ものっそ苦笑いされましたよ。
ついて行かなきゃよかった…!!!
後、前述の通りに拾った猫は雄猫でした。
そして、最初に獣医に行った時に名前を訊かれて、
てんぱった私が咄嗟に「マリーです!!」 と言った所為で、
雄なのに 「マリー」 と言う、どうにも扱いに困る名前にされて仕舞いました。
どうしてマリーなのかと言うと、その時に咄嗟に出て来た名前がマリー・アントワネットだったからです。
どうでもいいけど、咄嗟に出て来る名前がマリー・アントワネットってのも、どうなんだ。
因みに、家では「マリ夫・アントワネット」と呼ばれています。
どうやら難聴の猫みたいなので、名前なんて在って無い様なもんです。
テケトーに呼んでやる。
私は最近この猫を拾ってから知ったのですが、
青目の白猫は生まれつき耳が聞こえない個体が多い、んだそうです。
猫って子猫の内は全部青目らしいので、うちに居るのがそうなのかどうなのかはよく解らないのですが、
少なくとも、声を掛けた時に何らかの反応を返した事は一度も在りません。 光や振動を伴えば反応しますが。
寝てる時に大声で呼んでも、携帯が耳元で鳴っても、無反応。
これが難聴で無いとしたら、私はどれだけこの猫に嫌われているんでしょう。
写真はマリ夫・アントワネット(仮)
拾った時は大きさから生まれたばっかだと思ってたんですが、獣医さんに診せたら3ヶ月くらいだって言われました。
通常、そのくらいの猫の体重は1kgは在るそうです。
こいつは、ミルクを鱈腹飲ませた後でも300gしか在りませんでした。
やっぱり、拾って良かった様な気がする。 これでよかったんだ。