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映画感想-ジグソウ:ソウ・レガシー (2017米 JIGSAW)

【あらすじ】
 
ソウ ザ・ファイナル 3D と言ったな、あれは嘘だ。
SAWシリーズの新章だよー^^
 
 
 

 
 
 
我々は7年待ったのだ…、待ってよかったですね。
好きなジャンルの好きなシリーズの新作が観られると言うのなら、
喩え内容が本筋からズレた内輪揉めの殺し合いだったとしても観るには観るしそれなりに評価するのがオタクと言うもの。
(※今作の話では在りません)
 
 
 
今回は満を持して登場したうっかり患者取り違えやろうローガン篇。
見所は自分がちょっとミスったらゲームも免除で子飼いにすると言う破格の甘やかしを見せるジョンです。
 
色々と無理は在るし、そもそも理解出来てない部分が多そうですが、
良くも悪くも既知感の在る歴代オマージュに満ちた作品でした。
その割に歴代でよく聞いた 「ゲームオーバー」 等の台詞は無かったりもしましたが、どういう意図でしょう。
 
棺桶イリュージョンもイリュージョンだし何の為だったのかよくわからない。
ジョンの死体の行方も次作以降で明らかになりますか…。
 
 
再現ゲームなんてしたら選択肢が無かったに等しいのでは無いかとも思うし。
誰も見てないところで装置に驚く演技をしたりするローガンが居たりもするから、
そのへんはもうエンターテイメントとして細かい事言わずに見るべきところかも知れないけども。
元々ソウシリーズはシリーズだけど継ぎ接ぎパズルピースみたいな構造だし、なんとなくたのしければいいんだよ!
 
 
結局最後はゲームもクソも無く処刑するやでのホフマンコースかと思いましたが、
あれも罪の告白がクリア条件となったゲームだったと言うことで、ハロランが懺悔のひとつでもすればクリアとなったのかな。
 
ローガンゲームは10年前のゲームを踏襲したところも在りルールもそれに則ったものかも知れませんが、
参加者は全員広義での人殺しだしアナなんかは歴代屈指のクズ女だった割に、今回は比較的イージーモードでしたね。
ただの処刑装置なコンボ武器バイクミキサーは無理ゲーだけど。
 
 
 
ワイヤーに落とし穴からの連動サイロは
そもそも落とし穴に引っ掛かる奴が出なければ別ゲームやルートに分岐したりしたのかな。
 
刃物が降り注ぐサイロは絵面がバカ過ぎてかわいいです。
あれは手動で必死に投げてるのか機械仕掛けで計算され尽くした位置に投げるよう設計されてるのか、どっちだろ。
恐らく後者だろうなと言う気はするけど、ジョンが汗だくで刃物投げてる姿とか想像したらたのしいですよね。
 
 
ジグソウシンパのエレノアも良かった。
今回見る限りでは本当にただの信仰者のようだけど、次作以降で機会が在ればジグソウの何かに関われるといいですね。
きっと喜びますよ。 喜ばないかな。
 
 
 
ローガンの顔面パッカーがフェイクなことはシリーズ踏襲者なら画だけで誰もが気付いただろうし、
直後のハロランパッカーは誰もが これこれ^^ ってなったことでしょう。
 
ご時勢なのか今作もグロは物凄く控え目ですが、流石にSAWであんな装置を出してパッカーならないなんてありえない。
これ作動したらどうなるんだろ! ってワクワクするゲームは大体失敗します。
 
 
 
ゴードン医師や、ブタマスクに入ってたらしい女はもうコリゴリだの連中は7年経っても出て来ない。
まぁそんなことも在るよね。
 
皮膚で作ったパズルピースには少しだけど出番が在ってよかったです。
 
 
 
 
 
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