【あらすじ】
知っただけで呪われる名前を映画のタイトルにしてみました☆ミ
鳳凰幻魔拳を受け続ける人達を眺める映画です。
名前を言ってはいけないあの人ことバイバイマンさんは普通に顔出ししてきます。
しかし、直接的な攻撃をしに来るわけでは無く幻覚を見せて錯乱させるのが主と言う精神攻撃なので
あのバイバイマンさんも単なる幻覚の一部なのかも知れません。
先ずは錯乱した本人よりもその本人によって周囲に被害が及ぶのがお決まりになってしまっているので、
事故に遭った見ず知らずの人(の幻覚)を助けようとして死んで行った霊感女はスゲーいいやつだったのかも知れない。
…と思ったけど、その前に同居人を殺してたや。
登場人物達はすべてを理解した上でバイバイマンのことを話した相手を殺害したり、
単に幻覚に惑わされてほぼ無差別に周囲を攻撃することになったりするわけで、なんと言うか、とても迷惑です。
そして観ていてつまらなくなってくるレベルに強過ぎる。 幻覚はつよいね。
少なくとも今作では解決策は特に無く、
幻覚は一度二度やり過ごせたところでエンドレスで続くので基本的には死ぬしか無い。
バイバイマンに打ち勝ったとされる記者ラリーが引き出しの中や原稿にがっつりバイバイマンの記述を残していたりするからいけないのかも知れませんが、
この方法以外のもう少し前向きな解決手段が欲しいところでした。
恐怖の克服でも正体や仕組みを解明するでもなんでも、
べつにそれで解決しなくてもいいから少しは別ルートへの可能性が見たかった。
あと全体的に皆理解が早いし話も早いよね。 バイバイマンのこと疑わないよね。
このへんも一本道の死のルート一直線感に拍車を掛けている。
全年齢向け映画と言うことでキャッチーにわかりよく、子供向け映画でも在ったのかも知れませんが。
余談ですが私は紫の鏡に怯えて育ったような世代なので、こういう都市伝説的設定には郷愁を禁じ得ない部分も在ります。
子供に見せたらこわがるかもね。
犬は大した事をせずウロウロしてるだけでしたが、ちょっとカワイイ。
主人公の姪の少女が扉を開けると反対側の扉から犬が出て来てるシーンはよかった。
言ったらバイバイマンさん自体もコインも犬も全部があやふやな存在なのだけど、
その中でも列車のイメージは特に何がなんだかよく解りませんでした。 続編への伏線なのかな。
バイバイマンさんは列車に乗ってやって来るのかな。
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