【あらすじ】
齢4歳にして実母を銃殺した少女が黒人の使用人を連れて養蜂場へ────
人種差別とか過去のトラウマとか、少女が母親に愛されていたかとか、弱メンタル女性のムダ自殺とか、
色々なものを詰め込んで暴力的に纏めたらこうなった、みたいな。
主人公リリィはかわいいし、ハチミツは美味しそうです。
オチとしては母親には愛されていたし父親とは何故か決別する。
愛されて居ようが居まいが娘に銃殺された事実は変わらないって言うのはまぁわざとじゃないからいいとして、
あれそもそもなんで銃を渡そうとしてたのかって事を考えると、
リリィが母親に銃を渡せば母親が父親を銃殺してたって事、なんでしょうか。
脅して逃げようとしてたのかも知れないけど。
父親の方は粗暴な人物では在るけど、
父親としての義務は果たしていただろうし、それなりに娘を愛しても居たように見えるのに、
一切和解する事無く、他人の養蜂場に娘を取られると言うひどい結末。
何の救いも無い。
嘆きの壁も良かったけど、
それに縋って生きていたメイがまだ大した事になってないじゃないかって段階で
急に精神的限界に達してしれっと自殺完遂しちゃったから何とも言えない。 嘆きの壁もびっくりです。
>>>映画感想索引+★